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Vol.16 (1995/6[184])

<外国情報>
2歳児のワクチン接種率,1993−米国


 全米の2歳児(19〜35カ月)のワクチン接種率をインタビューとアンケートにより調査した。その結果,DTP/DTの3回接種率が88.2%,ポリオ3回接種率が78.9%,H. influenzae b型(Hib)ワクチン3回接種率が55.0%,麻疹を含むワクチンの接種率が84.1%,B型肝炎(HB)3回接種率が16.3%,3DTP/3ポリオ/1MMRが74.5%,4DTP/3ポリオ/1MMRが67.1%で,いずれも1992年に比べて上昇していた。上昇率が最も高かったのはHib(28.2→55.0%),最も低かったのは麻疹を含むワクチン(82.5→84.1%)であった。ポリオを除くすべてのワクチン接種率が低所得者層で低く,麻疹ワクチン接種率が黒人で低かった。米国では1996年までに,2歳児におけるワクチン接種率を,HBでは70%以上,他の上記疾患については90%以上とすること目標にしている。

(CDC,MMWR,43,No.39,705,1994)






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