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Vol.16 (1995/6[184])

<国内情報>
日本のHIV感染者等の状況(平成7年4月末日)


平成7年5月30日



エイズサーベイランス委員会の結果報告について



 1.平成7年3月1日〜4月末までの間に,医師から各都道府県知事および指定都市市長に報告されたHIV感染者等は患者18名,感染者38名の計56名であった。患者および感染者56名の内訳は,

(1)感染原因別では,異性間性的接触30名,同性間性的接触11名,その他・不明15名であった。

(2)性別では,男性42名,女性14名であった。

(3)年齢区分別では20歳未満1名,20歳代22名,30歳代10名,40歳代10名,50歳代以上12名,不明1名であった。

(4)国籍別では,日本人32名,外国人24名であった。

(5)感染地域別では,国内23名,海外15名,不明18名であった。

 2.今回の患者・感染者56名のうち,30名が異性間性的接触によるものであった。このうち,日本人の報告は男性15名,女性2名の計17名であり,感染地域は国内10名,海外3名,不明4名であった。

 3.外国人患者・感染者24名の性別内訳は,男性12名,女性12名であり,大部分が東南アジア地域出身者であった。

 4.今回6名の死亡報告があり,「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告と合わせ累積死亡報告数は561名となった。



厚生省エイズ結核感染症課


HIV感染者情報(平成7年3月1日〜4月末日)
エイズ患者等の届け出状況(平成7年4月末現在)
(参考)凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況
都道府県別HIV感染者数(患者を含む)





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