2004年第6週においては、インフルエンザ様疾患の全国レベル報告数は定点当たり30.7と第5週の32.4に比べると若干低下した。これは東日本を中心に22の都府県で第5週より報告数が低下したことに起因しているが、依然として全国的な流行は続いており、注意報レベルを超えた保健所地域は合計215、警報レベルを超えた保健所地域は346となっている。報告されているウイルスはA/香港型がほとんどである。