国際的な感染症情報について
−インターネットによる収集−
国立感染症研究所国際協力室長
梅田 珠実
1.感染症関連機関/ネットワークのホームページ
- (1)厚生省 <http://www.mhw.go.jp/>
- 国立感染症研究所 <http://www.nih.go.jp/>
- 国立衛生試験所 <http://www.nihs.go.jp/>
- (2)世界保健機関(WHO) <http://www.who.ch>
- <http://www.who.ch/wer.> WHO疫学週報 (Weekly Epidemiological Record)
- 感染症を中心としたトピックスや流行状況、疫学データ等が毎週発表される。
- 対象は、国際保健規則により報告が義務づけられている感染症から、主な感染症、主な非感染性疾患、職業病、食品の汚染、健康に影響するライフスタイルに至るまで幅広い。年末には、テーマの索引が掲載される。
- (3)CDC(米国疾病管理センター) <http://www.cdc.gov/>
- <http://www.crawford.com/epo/mmwr CDC週報
- 米国内の疾病発生状況を中心とした疫学情報が毎週発表されている。バックナンバーも必要なものをとれるようになっている。
- (4)CDSC(英国感染症調査センター) <http://www.open.gov.uk/cdsc/>
- 英国の感染症サーベイランス情報
- (5)EuroSurveillance <http://www.b3e.jussieu.fr/ceses./EuroSurv>
- 欧州共同体加盟国の感染症情報
2.病原性大腸菌O157情報
- (1)厚生省O157関連情報 <http://www.mhw.go.jp/o-157/index.html>
- 最新患者数合計、治療マニュアル、予防対策等
- (2)大学医療情報ネットワーク中毒情報 <http://www.umin.u-tokyo.ac.jp/chudoku/>
- 国立大学医学部からのO157情報あり。
3.Emerging & Reemerging Infectious Diseases/Outbreak情報
- (1)Outbreaks/WHO <http://www.who.ch/outbreak/outbreak_home.html>
- WHOの新興感染症等サーベイランス・対策部が世界の感染症発生情報をリアルタイムでまとめたもの。常時更新されている。
- (2)Emerging Infectious Disease/CDC <http://www.cdc.gov/ncidod/EID/eid.htm>
- 新興・再興感染症に関するジャーナル。季刊。
4.海外(途上国)医療情報、渡航者へのアドバイス
- (1)厚生省海外渡航者保健情報 <http://www.mhw.go.jp/topics/kaigai/index.html>
- 厚生省のホームページに海外渡航者保健情報として掲載されている。各国別に必要な予防接種、罹りやすい感染症の情報がまとめられている。
- (2)JICA-IFIC任国情報 <http://www.jica.go.jp/J-info/NINKOKU/IndexNew.html>
- JICA(国際協力事業団)による任国情報の中で感染症の流行状況、必要な予防接種、医療機関情報等が提供されている。
- (3)WHO International TraveI and Health (日本語版あり)
- <http://jupiter.who.ch/programmes/emc/yellowbook/yb_home.html>
- (4)CDC Travel Information <http://www.cdc.gov/travel/travel.htm>
5.マスコミサイト
- (1)新聞社(日本、海外) <http://www.net-b.co.jp/jbox/A1/9604A101.htm>
- ここから国内外の各種新聞社のホームページにリンクできる。一部有料。
6.その他
- (1)感染症情報センターのホームページ <http://www.nih.go.jp/yoken/idsc>
- 主に国内の感染症サーベイランスの結果、輸入感染症等の治療情報データべース、病原体検出情報などを発信する。