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Vol.17 (1996/4[194])

<国内情報>
日本のエイズ患者・HIV感染者の状況(平成8年2月末日)


平成8年3月28日



エイズサーベイランス委員会の結果報告について



 1. 平成8年1月1日から2月末までの間に,医師から各都道府県知事および指定都市市長に報告されたエイズ患者・HIV感染者は患者32名,感染者47名の計79名であった。患者および感染者79名の内訳は,

(1)感染原因別では,異性間の性的接触33名,同性者の性的接触22名,母子感染1名,その他1名,不明22名であった。

(2)性別では,男性57名,女性22名であった。

(3)年齢区分別では,20歳未満1名,20歳代25名,30歳代25名,40歳代14名,50歳以上14名であった。

(4)国籍別では,日本人47名,外国人32名であった。

(5)感染地域別では,国内30名,海外21名,不明28名であった。

 2. 今回は,患者・感染者79名の報告のうち,33名が異性間の性的接触によるものであった。このうち,日本人の報告は,男性15名,女性3名の計18名であり,感染地域は国内9名,海外7名,不明2名であった。また,外国人患者・感染者32名の性別内訳は,男性16名,女性16名であった。

 3. 今回21名の死亡報告があり,「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告と合わせ累積死亡報告数は730名となった。



厚生省エイズ結核感染症課


HIV感染者情報(平成8年1月1日〜2月末日)
エイズ患者等の届け出状況(平成8年2月末現在)
(参考)凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者の状況
都道府県別患者・感染者累積報告状況





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