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Vol.16 (1995/2[180])

<外国情報>
世界のインフルエンザ(93年10月〜94年9月)


 昨シーズンのインフルエンザは,北ヨーロッパでは過去20〜30年間で最大の流行となり,大部分はA(H3N2)型によるものであった。その他のヨーロッパ,南北アメリカ,オセアニアにおいてもA(H3N2)型が主流であったが,B型もみられ,流行はそれほど大きくなかった。南アフリカではB型が主流であった。東アジアではA(H3N2)型とB型がほぼ同程度で,大流行はなく,日本での流行は前シーズンに比べて1/10の規模であった。

(WHO,WER,69,No.50,373,1994)






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