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Vol.13 (1992/11[153])

<外国情報>
Salmonella Enteritidis(S.E)食中毒,1991−米国


 1991年に米合衆国で最も報告数の多かったサルモネラ血清型はEnteritidisで,本菌による食中毒は66例あった。このうち10月に発生した生卵関連食中毒の調査結果が述べられている。この事例はレストランでシーザーサラダ(生卵を使用)を喫食した15名および従業員23名(うち3名のみ喫食)が罹患したもので,レストランの従業員78名中66名の検便の結果,有症者22名中15名(68%),健康者44名中6名(14%)から.Eが検出された。原因食を喫食しない従業員が高率に.Eを保菌していた初めての事例であり,生卵を扱うレストランの従業員のハザード対策が必要である。従業員および生卵から検出された.Eのファージ型は8であった。

(CDC,MMWR,41,21,369,1992)






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