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Vol.13 (1992/10[152])

<外国情報>
黄熱,1989および1990−WHO


 アフリカと南米が患者数を報告している。1989年3,497例(死800),1990年4,344例(死416)の大部分はナイジェリアの報告で,ここでは1986年に始まった流行が依然として続いているとみられる。1986〜90の5年は特に流行し,アフリカ,南米とも,1948年WHO報告開始以来最高数(5年間合計17,728,内死4,710)が報告された。患者は南米では成人男性の森林作業者が多く,一方,アフリカでは子供に流行が起こっている。アフリカの多くの国では黄熱ワクチンの接種プログラムの検討を始めている。

(WHO,WER,67,33,245,1992)



Yellow fever: number of cases and deaths (case-fatality rates between brackets) notified to WHO in 1988-1990





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