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Vol.13 (1992/2[144])

<外国情報>
髄膜炎菌感染−英国


 髄膜炎菌の感染は濃厚接触によることから,英国では患者発生の際には施設あるいは家庭内感染に関わらずCDSCに報告する。接触者は予防内服を受け,患者から検出された菌型にもとづきA群およびC群混合ワクチンの接種を受けることになっている。1991年12月中にはB群による1例およびC群による3例の4集団事例が報告された。B群の事例では予防内服が,C群の3事例では予防内服とワクチン接種が行われた。1991年に英国CDSCに報告されたN. meningitidisの検出総数は1,034(90年1,241)であった。1991年には分離菌の25%(264)がC群であった(90年は29%:362)。検出材料としてはCSFが多く,血液の2倍であった。

(CDR,2,bQ,6,1992)






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