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Vol.10 (1989/11[117])

<外国情報>
最近のインフルエンザ分離株の抗原分析−WHO協力センター(アトランタ&ロンドン)


 1989年3月以降に分離された株の大部分は1988年10月〜1989年2月分離株に類似型である。5大陸からの株がA(H32)とA(H11)についてほぼ同数分析された。A(H32)はA/上海/11/87類似株,A(H11)はA/シンガポール/6/86およびA/台湾/1/86類似株であった。BはB/山形/16/88またはB/ビクトリア/2/87類似株で,現在までB/山形/16/88はアジアに限局し,他の地域はB/ビクトリア/2/87類似型が分離されている。

(WHO,WER,64,39,1989)






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