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Vol.7 (1986/9[079])

<外国情報>
レジオネラ肺炎−英国


 60歳の男性が5月17日〜24日までオランダとフランスにバス旅行後,レジオネラ肺炎を発症。その団体はダンケルク,バルケンブルクとレンズに滞在した。彼は5月22日に発病,6月9日に死亡。さらに66歳の男性が5月末に戦友再会旅行に参加,パリ訪問後5月26日に帰国し,30日にレジオネラ肺炎を発症,現在急性腎不全を併発している。この2例はホテルも別で旅行方法も異なっている。

 オランダ,バルケンブルクに最近滞在した者の間でレジオネラ肺炎が4例発生。3人は英国人旅行者,4人目はオランダ人である。地方保健当局が感染源の調査と対策を検討中。(CDR,86/23)

 マジョルカ滞在後帰国した人達からレジオネラ肺炎が2例報告された。1人はサンタポンサの,他の1人はカラミジョールの保養地で,共に以前レジオネラ感染症が発生したホテルに滞在。スペイン保健当局へ通報された。

(CDR,86/25)






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