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Vol.7 (1986/7[077])

<外国情報>
サルモネラサーベイランス:S.typhimurium DT204C−英国


 成牛と仔牛の間でもっともありふれたサルモネラ症の原因菌であるこのファージ型のヒト感染の報告が増加し続けている。伝染病サーベイランスセンターは本年の最初の16週に80の菌分離の報告を受けとった。昨年度の同じ時期にはこれに比較して報告数が55であり,1985年全部での総報告数は146である。

 本年度には7回の流行が記録され,そのうち6回は家族内発生で,そのうち1例は仔牛からの菌分離も陽性であった1農場,他の1例は同じ病棟の患者2人が罹患した。

(CDR,86/16)






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