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Vol.5 (1984/5[051])

<外国情報>
マラリア−カナダ


1983年の簡易統計では219例が報告された。カナダでは発生は3年前より減少しつつある。Plasmodium vivaxが主で,P. falciparumとの比は10:1で,すべて移住者または流行地を訪問した帰国者である。発生数の低下は東南アジアからの移住者の減少による。しかし,熱帯,亜熱帯地域の訪問者の患者はへっていない。3年間減少しているとはいえ1983年の数は1970〜76の合計数に匹敵する数である。

(WHO,WER,59,16,123,1984)






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