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Vol.5 (1984/5[051])

<外国情報>
百日咳の流行−インドネシア


1983年4月21日,北Sulawesiで生後5月および13月の女児が死亡,この村は住民2568で15歳以下が965名,5歳以下が297名,5〜9歳337名で,村は7区からなっている。

 1983年5月における保健員の調査では,調査した153/788(19%)が3月末以来罹患していた。罹患者の23%は2歳未満,54%は5歳未満である。さらに詳細な調査が1983年6月に3区で実施された。index caseの近隣の10歳未満91名について母親がインタビューされた。62(68%)が百日咳にかかり,attack rateは1〜2歳および3〜4歳で高かった(76%および81%,他の年齢群は50〜65%)。ワクチン歴は61/62(98%)が非接種または1DPT接種,1名のみが2DPT接種(インドネシアでは生後1年以内に3DPT接種が奨励されている)。罹患歴のない者29名のうち69%は非接種(19名)か1回(1名)のみで,9名(31%)が2DPT接種をうけていた。2DPT接種がこの流行では有効とみられた。2回投与:非接種または1回投与の罹患率から計算したワクチンの効果は87%であった。

(WHO,WER,59,bS,27,1984)






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