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Vol.4 (1983/10[044])

<外国情報>
溶血性尿毒症症候群(Haemolytic ureamic syndrome)


 Trontoからの最近の報告によれば,Vero細胞毒(VT+)産生大腸菌が,溶血性尿毒症症候群(HUS)の散発的患者15名のうち8名から分離された。

 感染症サーベイランスセンターの腸内病原体部でも,最近HUSの一人の子供からVT+のE.coliO157を分離した。このVT+E.coliO157という菌型は,出血性大腸炎の病原菌として,米国では集発食中毒の2事例,カナダではその1事例から報告されている。

 HUSや血便性下痢を伴なう他の症候群の検査の一部として,便由来大腸菌の血清型と毒素産生を対象とすべきである。

 Colindaleの腸内病原体部では,今後,発症例の便の輸送培地による送付を要望する。

(CDR,83/33,1)






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