1980年度ヒトからの分離サルモネラ（チフス菌を含む）がＣＤＣに計30,004株報告された。1979年度より3.6％の減少である。この減少は多くの州に普遍的なもので，その他の州では前年度と同程度の分離数であった。この減少を血清型についてみると，S. heidelberg，S. enteritidis，S. oranienburgが著名に減少し，一方，S. agonaが27.1％の上昇である。

分離頻度上位10血清型は下記の表のごとくである。

（ＭＭＷＲ，Vol.30，No.31，Aug., 14，1981）



表