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Vol.1 (1980/9[007])

<外国情報>
米国における抗結核剤に対する一次耐性


 いまだ抗結核剤の投与をうけたことのない結核患者から分離される結核菌の薬剤耐性を一次耐性というが,米国CDCは1975年3月以来その調査を行ってきた。成績の一部であるが,19の地方衛生研究所から送付された株については,その耐性発現率は7.1%であった。薬剤別にみると,INH4.1%,SM3.9%,PAS0.8%,Ethionamide0.8%,EB0.3%,RFP0.2%,CS0.1%,KM0.1%,CM0.1%となっている。一方,地域によっても大きなちがいがあるが,それは最近の移民の分布地区と関係している。

(CDC,MMWR,Vol.29,No.29,1980)






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