FAO/WHO合同会議で汚染された粉ミルクに対して注意喚起


(Vol.25 p 125-125)

FAO/WHO合同会議で、Enterobacter sakazakii 、およびサルモネラで汚染された粉ミルクは、乳児が死亡に至る、あるいは後遺症を残すような重篤な病気を起こす危険性があることが示された。早産児、低出生体重児、免疫不全のある乳児は、E. sakazakii 感染のリスクが最も高いと考えられる。

スコットランドで数年前から行なわれていること、すなわち、市販で滅菌済の液状ミルクを使用するか、沸騰したお湯で溶解するタイプ、溶解してから加熱するタイプなど、十分な滅菌を行なうものを使用することが推奨された。

(SCIEH Weekly Report 38, No.2004/08)

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