野生株麻疹ウイルスの遺伝子特性に基づいた記名法、 2003年

(Vol.24 p 200-200)

野生株麻疹ウイルスは遺伝子特性に基づきA〜H群に分けられ、 さらにその中で22の遺伝子型に記名されている(A、 B1、 B2、 B3、 C1、 C2、 D1、 D2、 D3、 D4、 D5、 D6、 D7、 D8、 D9、 E、 F、 G1、 G2、 G3、 H1、 H2)。そのうち16の遺伝子型が過去15年間に実際に分離確認されている。2001年以降確認された新しい遺伝子型はD9(オーストラリア、 インドネシア等で分離)とG3(オーストラリア、 インドネシア等で分離)である。

野生株麻疹ウイルス遺伝子型の地理的分布や新しい遺伝子型の情報などは、 以下のインターネットホームページで利用できる(http://www.cdc.gov/ncidod/dvrd/revb/measles および http://www.elsm.net)。

(WHO、 WER、 78、 No.27、 229-232、 2003)

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