アルファルファによるSalmonella Kottbus感染症広域集団発生事例、 2001年−米国

(Vol.23 p 97-97)

2001年3月、 カリフォルニア州保健局はPFGEパターンが一致するSalmonella Kottbus感染症の集団発生を確認した。23症例認められ、 平均年齢36歳、 女性が67%を占めた。症例・対照研究の結果、 アルファルファが原因食材と疑われた。さかのぼり調査の結果、 同州の発芽場に辿り着き、 オーストラリアから輸入された種子1ロットと灌流水から菌が検出された。また、 今回の事例は、 アリゾナ州、 コロラド州、 ニューメキシコ州にまたがった計32症例の広域集団発生事例であることが後に判明した。本菌による集団発生はまれで、 米国でも1985年以来2回目の事例であった。

(CDC、 MMWR、 51、 No.1、 7、 2002)

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