インフルエンザの世界的状況(1999年10月〜2000年9月)
(Vol. 22 p 90-90)

1999/2000シーズンのインフルエンザの流行は、北半球では中等度から高度で、多くの国で流行が確認されたのに対し、南半球では、それほどの拡がりがみられなかった。インフルエンザの活動は、欧米では前シーズンより早く1999年10月、11月に始まり、12月の最後の週でピークを迎えた。北半球のほとんどの国で2000年1月には流行期となり、3月まで続いた。A型インフルエンザ、特にA(H3N2) の勢力が強く、B型インフルエンザも併せて流行がみられた。南半球では同時期にA型およびB型インフルエンザの継続的な報告があり、流行のピークは2000年3月〜9月であった。

(WHO、 WER、 76、 No.7、 49-53、 2001)

今月の表紙へ戻る


IASRのホームページに戻る
Return to the IASR HomePage(English)

idsc-query@nih.go.jp

ホームへ戻る