Staphylococcus aureus 菌血症、1999年−英国・イングランドとウェールズ

1999年、英国・イングランドとウェールズの検査室から10,106例のS. aureus による菌血症がPublic Health Laboratory Service, Communicable Disease Surveillance Centreに報告された。年間人口10万人当たり19.4である。ウエストミッドランドが最も多く26.6/10万人、ウェールズが25/10万人、そしてサウスイーストが最も少なく13.5/10万人であった。

メチシリンに対する感受性の情報が得られた8,434例のうち37%(3,110例)がメチシリン耐性株であった。地域別では29%のトレントからウェールズとロンドンの44%まで幅のある報告であった。

メチシリン感受性に関するデータの有無にかかわらずS. aureus 分離総数を分母とすると、31%はメチシリン耐性であった。

(CDSC、 CDR、 10、 No.3、 23、 2000)

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