業務上のHIV感染

医療従事者におけるHIV感染は、1984年の第1例以来1997年末まで、全世界で確実例95、可能例191、合計286例となっている。確実例とは、HIV暴露時にHIV検査で陰性、その後感染危険因子がないにもかかわらずHIV検査が陽転したもの。可能例とは、暴露時のHIV検査が陰性であったかどうかは不明であるが、調査の時点で業務上の感染以外に感染危険因子がないものとしている。

確実例の89%は経皮的感染(訳注:いわゆる針刺し事故等)であり、確実・可能例ともに感染のほとんどは静脈の穿刺行為に伴うものであった。職種別に見ると、全例の39%が看護婦および助産婦、16%が医師または医学生、13%が臨床検査技師(米国では静脈切開を行った者)、3%が歯科医師もしくは歯科治療従事者であった。

(CDSC、CDR、8、 No.22、193、1998)

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