ヒトのBrucella abortus RB51 株接触機会、1997年−米国・カンサス州

1997年5月26〜27日カンサス州マンハッタンで、農夫、獣医師、獣医学生等9名が、牛の分娩、帝王切開およびB.abortusに感染した死産の子牛の剖検に立ち合い、B.abortusと接触機会をもった。母牛胎盤および死産胎児の肺組織からB.abortusが検出されたことから死産がB.abortusによることが確定した。さらに米国農務省国立動物疾病センターにより、感染株が牛ブルセラ弱毒生ワクチンに使用されているRB51株であることが明らかになった。1996年2月から、牛ブルセラワクチン使用株が旧来のS19株から現行のRB51株に移行していた。接触機会のあった9名はdoxycycline (100mg2回/日、21〜24日間)、rifampin(600mg/日、4〜21日間)を予防的に投与され、追跡した6カ月間にはブルセラ症を疑う症状はみられなかった。今後は暴露機会の多い職業従事者および偶発的暴露に対するサーベイランス強化が望まれる。

(CDC、 MMWR、 47、 No.9、 172、 1998)

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