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パンデミック(H1N1)2009 - 更新 63 2009年8月28日 WHO (原文) |
更新履歴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
update 63 チリ、アルゼンチン、ニュージーランド、オーストラリアといった南半球を代表する国々では、インフルエンザの流行のピークは過ぎたようであり、通常の流行レベルに戻ったか、あるいは遅れて流行が始まった地域では限局した流行が続いている程度であるが、南アフリカ共和国やボリビアを代表とする僅かな国々では、依然インフルエンザの激しい流行が続いている。 熱帯地域の多くの国(中央アメリカやアジアの熱帯地域の国々)では、引き続き活発な、あるいは高いレベルのインフルエンザの流行が見られ、いくつかの国では医療システムにおいて中程度の病原性の株との報告がある。北米、欧州、中央アジアといった北半球の温帯地域を代表する地域では、インフルエンザや、呼吸器疾患は全体的に少ないが、いくつかの国では地域的なアウトブレイクがみられている。日本では、インフルエンザの活動状況は流行開始の指標値を超え、例年と比べ非常に早いインフルエンザシーズンの到来を示している。 現在、北半球、南半球の両地域で流行しているインフルエンザの株のほとんどがパンデミックH1N1インフルエンザウイルスである。いくつかの国で抗ウイルス薬の感受性検査がさらに行われ、その結果では現在のところ、パンデミックH1N1インフルエンザウイルスは前回のアップデート【更新62】で詳細を記したオセルタミビル耐性株の散発例を除いて、オセルタミビルの感受性は保たれている。 |
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※各地域における更新情報については下記のページをご覧ください | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
WHOアフリカ地域(AFRO:Regional Office for Africa) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
WHOアメリカ地域(AMRO:Regional Office for the Americas) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
WHO東地中海地域(EMRO:Regional Office for the Eastern Mediterranean) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
WHOヨーロッパ地域(EURO:Regional Office for Europe) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
WHO東南アジア地域(SEARO:Regional Office for South-East Asia) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
WHO西太平洋地域(WPRO:Regional Office for the Western Pacific) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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