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高病原性鳥インフルエンザ
ウクライナのパンデミック(H1N1)2009-update2
2009年11月17日 WHO (原文)

更新履歴

2009年11月17日−ウクライナにおける新型インフルエンザ患者から採取されたサンプルの予備的な検査結果によると、パンデミック(H1N1)2009ウイルスに変異は認められなかった。解析はグローバルインフルエンザサーベイランスネットワークに属する2つのWHOインフルエンザ協力センターにより行われた。

予備的な遺伝子解析結果によると、ウイルスはパンデミックインフルエンザワクチン製造に用いられたウイルスと類似しており、改めて現時点でのワクチンの高い効果を期待させるものであった。

ウクライナで流行しているパンデミックウイルスに関する、更なる疑問点は、今後解析が進むにつれて、さらに明らかになるであろう。

WHOは、ウイルス変異検出のためのグローバルモニタリングへの情報提供を目的としてサンプルを提供し、広く共有したウクライナ政府に賞賛を送る。

全体で34検体が、英国ロンドンのミルヒル、および米国ジョージア州アトランタにあるWHOインフルエンザ協力センターにおいて、それぞれ独立して解析された。



(2009/11/27 IDSC 更新)
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