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パンデミック(H1N1)2009



旅行に関するQ&A
パンデミック(H1N1)2009
原文

2009年11月27日 ジュネーブ

旅行することは安全ですか?

はい、しかし病気であれば、旅行を延期する慎重さが必要です。

WHOはパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009に関して渡航制限を設けていない。

パンデミックインフルエンザウイルスはすでに世界中に存在する。拡散防止のために国際的な渡航を延期することを指示する科学的根拠はない。世界各国は、予防手段、適正な医療機関への平等なアクセス、そして公衆衛生的な対応計画を開始しようとする国々を支援することでウイルスのインパクトを最小限にとどめることを最大の目的としている。

科学的研究に基づいた数理モデルの結果では、渡航制限による感染拡大防止効果はほとんど、あるいは全くないとなっている。過去のパンデミックインフルエンザやSARSがこのことを立証している。

病気になって帰国した渡航者は、ただちに医療機関を受診するべきである。

WHOは入国時や出国時の検疫で病気の人が渡航していないかスクリーニングをすることを推奨しているか?

いいえ、WHOは出入国時のスクリーニングでこの疾患の拡大予防ができるとは考えていない。しかし、国民のリスクに対する対応はその国の当局者が国際保健規則(International Health Regulations )2005にのっとって判断すべきことである。

国際的な旅行者の移動を明らかに妨げるような対応(例えば、24時間以上飛行機による移動を妨げる、入国や出国を拒否するなど)を行っている国は、その理由と根拠をWHOに示さなくてはならない。WHOは示されたすべての事項について、加盟国とフォローアップを行う。

旅行者は常に基本的人権に基づいて、尊厳と敬意をもって対応されるべきである。

旅行中にどのようにパンデミックインフルエンザから自分自身を守ることができますか?

旅行者は、日常生活で行うのと同様の簡単な予防手段を用いて自分自身や周囲の人を感染から守ることができる。咳やくしゃみをしている人からある程度距離を置く。咳やくしゃみを行う時には口を覆う。石鹸と流水を用いて手を洗い、目や口を触ることを極力避ける。そして、調子が悪いときは旅行をしない。


(2009/12/10 IDSC 更新)

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