国立感染症研究所 感染症情報センター
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高病原性鳥インフルエンザ



インフルエンザA(H1N1)と豚肉の安全性に関するFAO/WHO/OIE共同声明

      2009年4月30日 WHO(原文


 現在進行しているインフルエンザA/H1N1の拡大において、ブタにいてウイルスが発見されることや、豚肉および豚肉製品の安全性に関する懸念が提起されている。

 インフルエンザウイルスは加工された豚肉やブタに由来するその他の製品を食べることによってヒトに感染することは知られていない。

 肉を調理する際に通常用いられる熱処理(中心温度70℃)は、生の肉製品に存在する可能性のあるいかなるウイルスをも直ちに不活化する。

 豚肉と豚肉製品は、WHO・国際食品規格委員会・OIE(国際獣疫事務局)によって推奨される良好な衛生的方法に合致して取り扱われた場合には、感染源にならないであろう。

 当局と消費者は、弱ったブタや死んだブタの肉はいかなる状況下でもヒトの消費用に処理されたり使用されたりすることがないよう、確認すべきであるB。

 




(2009/5/1 IDSC 更新)
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