Division of International Affairs
国立感染症研究所でSARS症例からの検体の検査陽性が再確認
(2003/12/24)
<英文より>
台湾CDCは、世界保健機関(WHO)/WHO西太平洋事務局(WPRO)の推奨に沿って、外部施設による確認のために、SARSの検体を日本の国立感染症研究所(NIID)へ送付した。NIIDはWHOが認める国際的リファレンス研究施設のひとつであり、最近台湾CDCと(日台双方の民間窓口機関を通じて)パートナーシップを確立した。
<中国語よりの抄訳>
1. 実験室内感染のSARS症例の検体は、疾病管制局(台湾CDC)を始め国内の2検査施設で陽性が確認された後に、世界保健機関(WHO)とWHO西太平洋事務局(WPRO)へ報告し、WHOの多施設共同研究ネットワークに属する研究施設のひとつで確認が行われていた。
2. 台湾CDCは12月20日に日本の国立感染症研究所へ検体を空輸し、昨日23日午後に、患者喀痰から二つ目のRT―PCRで陽性結果を得たという報告を受けた。これを受けて、台湾CDCは正式にWHOおよびWPROへ結果を報告した。
3. WHOの多施設共同研究ネットワークに属する研究施設のひとつである日本の国立感染症研究所と台湾CDCは(日台双方の民間窓口機関を通じて)、2003年11月に日台SARS研究におけるメモランダムを作成した。
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(原文は http://203.65.72.83/En/dia/ShowPublication.ASP?RecNo=946)
(2003/12/26掲載)
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