SARS特別委員会発表
台湾のSARS臨時特別委員会発表 6 (要旨)
(2003/12/20)
WHOと米国CDCがC氏の例に関して台湾の感染制御対策を肯定
1. 昨日20人が自主健康管理下から解放され、本日(20日)深夜に、残り13人(SARS症例と接触したクリニックの医療従事者と症例が去った後に訪れた患者合わせて10人と、患者家族3人)が自主管理を解かれる。
2. 台湾CDCは、WHOと米国CDCから、今回の事例に関して迅速な対応と適切な感染制御対策をとったことを認めた。地方衛生当局は人々の健康を守るために最善の努力をしており、台湾CDCはすべての人に政府の感染制御への努力を信じ、その対策に従うことを希望する。
3. 台湾はインフルエンザシーズンに入るため、すべての国民が健康に気をつけ、毎日体温を測定する習慣をつけ、SARSの鑑別診断を容易にするよう最善を尽くして欲しいと台湾CDCは再度伝えたい。一般の人々に望まれるのは、それぞれの健康に気をつけ、バランスのとれた食事をすること、各自の免疫システムを向上するために必要な運動をすること、個人レベルの衛生の向上、頻回の手洗い(咳、鼻水、手から、粘膜を解してウイルスが広がることを防ぐ)、インフルエンザシーズンには人ごみを避けることなどで、すべて感染の機会を減少させるのに役立つ。
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(2003/12/22掲載)
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