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SARS特別委員会発表

 台湾のSARS臨時特別委員会発表 5 (要旨)

 (2003/12/19)



1. 自主健康管理下にある34名については、その期間中の出国が禁止されている。これに違反する者については、各地方の担当当局が感染症予防法およびSARSの予防および感染拡大防止に関する臨時条例に基づき、対処する。19日午後までに、地方衛生所はそれぞれの地区の自主健康管理下にある者をすべて把握しており、毎日経過を観察している。

2. 台湾CDCは再度、SARSは飛沫あるいは長い時間におよぶ密接な接触によって感染する疾患であり、発症したSARS患者の住居周囲は徹底した消毒を行ったので、安全であることを報告する。一般国民は、SARS患者および家族、また周辺の住民に不要のストレスを与えるような言動を慎み、落ち着いて対処するよう望む。

3. 18日の午前零時に発令した、出国時に発熱している者に対して診断証明書を求める措置を含む出入国時対策により、本日19日17時までに、中正(CKS:Chiang Kai-shek)国際空港と高雄(Kaohsiung)国際空港において、SARSに罹患した危険はないという証明書を提出して出国した者は14人(中正で11人、高雄で3人)にのぼる。中正国際空港ではひとりが発熱のため出国を禁止された。

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(2003/12/22掲載)

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