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MOH logo シンガポール衛生省

SARS Press Releases(2003/12/19)

シンガポールにおけるSARS予防対策の最新状況 2


背 景

シンガポール衛生署は2003年12月17日に、12月7日から10日の間に、シンガポールにいた台湾人SARS事例について報告した。この患者はシンガポール滞在中の3日間を通して発熱していなかった。彼はシンガポールを2003年12月10日早朝に離れ、台湾に帰国後の同日夕方にはじめて発熱した。

接触者すべての健康状態は良好である

SARS患者の接触者がもうひとり感染症センターに入院した。これで合計6人の接触者が入院したことになる。しかしながら、6人全員がSARSでは無いと診断されている。これに加え、SARSコロナウイルスに対するPCR検査も全例陰性であった。他の接触者は全員健康状態は良好である。

10日間の潜伏期にあわせて、本日零時をもってHQO(自宅隔離命令)を解除する。HQO下におかれた全員が健康状態は良好であり、直ちに通常の生活に復帰することが可能である。

CI-662便に同乗し、台湾人患者と同じエリアに座っていたシンガポール人男性は、本日夕刻帰国する。彼は、健康状態は良いと報告している。予防的措置として、到着時にチャンギ空港(Changi Airport)で診察を受けられるよう手配した。

厳格な公衆衛生学的対応が実践されており、シンガポール衛生署としては、恐慌をきたす理由はまったく無いことを一般国民に対して断言したい。衛生署は事態を注意深く監視しており、SARSの感染拡大を防ぐために必要な予防的措置は既にとられている。

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(原文は http://app.moh.gov.sg/new/new02.asp?id=1&mid=8920)

(2003/12/19 掲載)

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