2004年第2週においては、インフルエンザ様疾患の全国レベル報告数は定点当たり3.72で、東日本地域を中心に注意報レベルを超えた保健所地域が増加しつつあり、流行が広がりつつあると考えられる。病原微生物検出情報からのウイルスの検出報告は、これまでA/ソ連型1件、A/香港型162件(PCR検出5件含む)、B型15件(PCR検出1件含む)の報告がみられる。