国立感染症研究所 感染症情報センター
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パンデミック対策


 世界保健機関(WHO)による現在のパンデミックインフルエンザ警報フェーズ

     2005年11月(原文

WHOによる「世界インフルエンザ事前対策計画(WHO global influenza preparedness plan )」における警報フェーズ

 - WHO global influenza preparedness plan [英文]

フェーズ表

WHOおよびその他の専門家は、20世紀おこった3回のパンデミックの最後が発生した1968年以来のどの時よりも現在世界はインフルエンザパンデミックに近づいていると考えている。WHOは、世界にパンデミックの脅威の深刻さおよびより高度の事前計画活動を実施する必要について知らせるための制度として、パンデミック警報の6つのフェーズを用いている。

ひとつのフェーズから他のフェーズにいつ移るかを含めて、現時点でのフェーズの指定はWHOの事務局長が行う。

それぞれの警告フェーズは、WHO、国際社会、各国政府、産業が取るべき、一連の勧告された活動に対応する。ひとつのフェーズから他のフェーズへの移行は、インフルエンザの疫学動向、循環しているウイルスの特徴を含めたいくつかの要素により規定される。

世界は現在フェーズ3にある:新しい亜型ウイルスによるヒト症例がみられるが、効率よく、持続した伝播はヒトの間にはみられていない。

(IDSC 2005/11/8 掲載)


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