国立感染症研究所 感染症情報センター
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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況

    2006年12月27日 WHO(原文


エジプト保健・人口省はWHOに対して、3例の新たな鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス感染の症例を通知した。3例とも、首都カイロの北西80kmのGharbiyah行政区域に住む一つの大家族に属している。エジプトの指定された鳥インフルエンザ病院に移送されて治療を受けたにもかかわらず、30歳の女性、15歳の少女、26歳の男性は全員死亡した。最後の症例が12月27日に死亡した。3症例は病鳥(アヒル)との接触があった。

3症例から採取された臨床検体は、エジプト中央公衆衛生研究施設により鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス陽性であった。ウイルスはアメリカ海軍医学研究ユニット3(NAMRU-3)によっても、3人のうち2人の検体から検出された。検体はウイルスの特性を含むさらなる検査のためにWHOの協力施設に送られる。

エジプト保健・人口省は更なる調査を行なっており、公衆衛生対策を開始した。他の家族の人々は健康であり、密接な観察下に置かれている。

(2006/12/28 IDSC 掲載)



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