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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況−更新19

    2006年6月15日 WHO(原文


インドネシア保健省は、同国における50番目のH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスによるヒト感染症例を確認した。

症例は死亡例であり、Banten州Tangeran郡の7歳の女児である。5月26日に発症し、30日に入院し、6月1日に死亡した。この子の10歳になる男の兄弟も、呼吸器疾患で5月29日に亡くなっているが、検査のための検体は採取されておらず、死亡原因は不明である。

調査により、患者の発症前に患者の家と近所の家でニワトリが死んでいたことがわかった。残った患者の家族と密接接触者への実験室検査が行われたが、他の症例は見つからなかった。

インドネシアの確定例50例のうち38人が死亡している。

(2006/6/16 IDSC 掲載)

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