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WHO 更新情報 |
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鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況−更新17
2006年6月6日 WHO(原文) |
検査結果により、4人の看護師すべてにおいてH5N1感染が確実に除外された。 看護師のうちの2人は西ジャワのBandungで5月22日に入院し翌日死亡した2人の兄弟(10歳女児と18歳男性)のケアをしていた。双方の看護師に対する検査結果はH5N1感染陰性であった。1人の看護師は季節性のA型インフルエンザ(H1N1)に感染していることが示されたが、これは今インドネシアじゅうで広く流行している。もう1人の看護師は軽度で一過性の症状を呈したのみであったが、念のため緊急に検査が行なわれた。その検査結果もH5N1感染陰性であった。 もう2人の看護師は、北スマトラのMedanにある病院で働いているが、Karo地区のKubu Simbelang村に住む一族のメンバーにおけるH5N1確定症例のケアに従事していた。看護師のうち1人(34歳女性)は軽い症状のみを呈し、検査によりH5N1感染陰性であった。もう1人の看護師(42歳女性)は6月1日にインフルエンザ様症状を呈した。検査結果は本日受理され、これもH5N1感染陰性であった。 これらの看護師におけるインフルエンザ様疾患が調査を行なわれたそのスピードと徹底さは、インドネシア保健当局における高い関心を示すものである。4人の看護師すべてに陰性の検査結果が得られたことは、ウイルスが現時点でヒトの間で効率的にも持続的にも拡散していないことに対する心強い証拠となっている。 (2006/6/7 IDSC 掲載) |
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