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WHO 更新情報 |
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鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況−更新15
2006年5月29日 WHO(原文) |
これらの新しく確認された症例は、いずれもNorth Sumatra のKaroの家族集積例とは関係はない。これらの症例は地理的に広く分散している(地図参照)。 新しい症例のうち一例は、East Java州の18歳男性である。5月6日に発症し、17日に入院し、現在回復しつつある。調査により、発症の一週間以内に死んだニワトリへの曝露があったことがわかっている。患者の密接接触者の調査とモニタリング中には、他のインフルエンザ様症状の症例は見つからなかった。 West JavaのBandungでは、10歳の女児と18歳の兄弟の2症例の報告がある。二人とも5月16日に発症し、22日に入院し、23日に死亡した。いずれも発症の前の週に、家で病鳥および死にかけたニワトリとの密接な接触歴がある。発症日が同じであることから、二人とも家禽への共通の曝露から感染したことが強く示唆される。 West Jakartaからは、39歳の男性の症例が報告されている。5月9日に発症し、16日に入院し、19日に死亡した。調査により、男性は発症の少し前に家の屋根樋のハトの糞を掃除していたことがわかった。他の可能性のある曝露源は見つからなかった。 残りの2名の患者は、South Jakartaの43歳の男性(5月6日に発症)とWest Sumatraの15歳の女児(5月17日発症)である。43歳の男性は回復し、退院した。15歳の女児は現在も入院中である。これら2症例の曝露源は調査中である。 新たに確認された症例により、インドネシアの総症例数は48例になる。うち36人が死亡している。 インドネシアのH5N1症例の分布を示す地図は次を参照のこと: (2006/5/31 IDSC 掲載) |
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