国立感染症研究所 感染症情報センター
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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−タイにおける状況

    2006年7月26日 WHO(原文


タイ保健省は、H5N1鳥インフルエンザのヒト感染症例を確認した。患者は北部のPhichit県Thap Khlo地区に住む17歳男性であり、7月15日に発症し、7月20日に入院し、7月24日に死亡した。

7月10日に、その若者は死んだ鶏の死体を埋めていた。この症例は、同県で確認された鳥におけるH5N1集団発生の再発と同時に起こっている。鳥の集団発生を制圧するための方策がとられ、ヒトのサーベイランスが強化されている。現地調査によると、その若者の密接接触者の中に呼吸器疾患の症状を示す者はいなかった。

この症例は2006年にタイから報告されたH5N1感染の初めての症例である。

(2006/7/27 IDSC 掲載)

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