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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況−更新6

    2006年5月4日 WHO(原文


エジプト保健省はH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスによる同国13番目のヒト感染症例を公表した。エジプトの中央公衆衛生研究所と、カイロをベースとするアメリカ海軍医療研究ユニット3(US Naval Medical Research Unit 3, NAMRU-3)の双方で行なわれた検査により陽性の結果が出ている。

患者は5月1日に両側肺炎で入院したカイロ在住の27歳女性である。女性の状態は現在安定している。

女性の感染は、最近Minufiyah行政地区を訪問した際に病鳥に曝露したことに関連づけられている。そこにいる間に女性は、多数の鶏が殺処分されている家に滞在した。 女性はエジプトで報告された症例としては4月初旬以来となる。

検査確認されたエジプトの13症例のうち、4人が死亡している。8人は完全に回復し退院している。

(2006/5/6 IDSC 掲載)

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