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WHO 更新情報 |
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鳥インフルエンザ−カンボジアにおける状況
2006年3月24日 WHO(原文) |
女児は3月14日に発熱をきたした。状態は急速に悪化し、プノンペンの病院に20日に入院し、21日に死亡した。女児から採取された検体はカンボジアにあるパストゥール研究所でH5N1感染陽性と判定された。 保健省職員とWHOのチームが、女児が住んでいた地方の村における状況を調査した。2月にその村では裏庭飼育の家禽が死にはじめ、鶏の死亡は以来続いている。女児は病気の兆候を示していたものも含めた鶏と遊んでいたことが知られている。 調査により、発熱はあるが呼吸器症状のない7人の住民が発見された。全員が病鳥に最近接触したか、または女児のケアにあたっていた。これらの人々は現時点では誰もH5N1感染に合致する症状を呈していないが、全て予防的に医学的観察下に置かれている。これらの人々やその他の女児への密接接触者からは検体が採取された。検査結果は来週出ると予想される。 農業省はその地域の鶏から検体を採取した。検査が行なわれている。 この症例はカンボジアで第5例目であり、ほぼ1年ぶりの症例である。以前の4症例は隣接しベトナムに国境を接するKampot省の症例であり、すべて死亡例で、2005年1月下旬から4月中旬に発生していた。 (2006/3/27 IDSC 掲載) |
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