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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況−更新7

    2006年3月13日 WHO(原文


インドネシア保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスによるヒト感染症例をさらに1例確認した。症例は死亡例で、中央ジャワのBoyolali在住の12歳女児である。女児は2月19日に発症(発熱)し、23日に入院し、3月1日に死亡した。女児の家庭の鶏が女児の発症数日前に死んでいた。

女児の弟(10歳)も2月19日に発症し28日に死亡した。この弟の症状はデング出血熱の臨床診断に合致していたので、H5N1に対する検査は行なわれなかった。従って、この子がデングとH5N1亜型鳥インフルエンザに共感染したのちに死亡したかどうかを知ることはできない。

地域の調査が行なわれ、有症状の接触者はその他に1例も発見されなかった。兄弟の家庭の鳥において迅速検査によりH5亜型ウイルスが検出された。

新たに確認された症例により、インドネシアの総症例数は29になる。うち22人が死亡している。

(2006/3/15 IDSC 掲載)

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