国立感染症研究所 感染症情報センター
Go to English Page
ホーム疾患別情報サーベイランス各種情報
高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況−更新6

    2006年3月10日 WHO(原文


インドネシア保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスによるヒト感染症例をさらに1例確認した。症例は死亡例で、中央ジャワのSemerang在住の4歳男児である。男児は2月10日に発症(発熱)し、28日に死亡した。

地域の保健・農業当局者の合同調査の結果、男児の発症数日前に男児の住居の近所で鶏が死んでいたことが判明した。家族や近所の人々にヒトの感染症例は検知されていない。

新たに確認された症例により、インドネシアの総症例数は28になる。うち21人が死亡している。

農業当局は、中央・東ジャワでの家禽の死亡数が最近増加していることを報告している。その報告によって、ヒト症例のリスクに関する意識が高まり、および患者が呼吸器症状を呈した場合に臨床医が鳥インフルエンザ感染を疑うレベルが上がっている。

保健省とWHOは状況を綿密に監視している。調査された多数の患者がその後、その地域やWHO関連の実験施設で行なわれた検査により鳥インフルエンザを除外されている。



(2006/3/13 IDSC 掲載)

 * 情報は日々更新されています。各ページごとにブラウザの「再読み込み」「更新」ボタンを押して最新の情報をごらんください。

Copyright ©2004 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.