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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−イラクにおける状況−更新4

    2006年3月1日 WHO(原文


イラク保健省により以前告知された39歳のイラク人が死亡した原因として、イギリスにあるWHO協力研究施設はH5N1亜型鳥インフルエンザを確認した。

これにより、イラクにおける検査確定の症例数は(WHOの累積症例数に示されているが)2人になる。

検体からはウイルスが分離され、遺伝子配列決定が現在行なわれている。
イギリスの研究施設は北部のSulaimaniyah州と南部のBasra・Missan両州で調査中のさらなる症例から採取された検体の検査も行なっている。

診断検査は当初、イラクから検体を輸送するにあたって生じた問題のために遅延した。これらの問題の大部分は今では解決している。

現在までに、家禽におけるH5亜型鳥インフルエンザの集団発生がSulaimaniyah州とMissan州で確認されている。双方の集団発生は1月中旬に始まったと考えられる。

(2006/3/2 IDSC 掲載)

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