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WHO 更新情報 |
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鳥インフルエンザ:インドネシアにおける状況−更新2
2006年2月6日 WHO(原文) |
第1例目(死亡例)は西ジャワ在住の22歳男性で、1月26日に死亡した。男性は東ジャカルタの市場でバナナ販売の仕事をしており、そこでは家禽の肉が売られていた。男性の家の近くの住民は、彼の発症前に家禽が死んでいたことを報告している。 第2例目(死亡例)は西ジャワ在住の15歳男性で、2月1日に死亡した。男性の家の近くで鶏が死んでいることが、男性の発症の前の週に報告されている。 第3例目は西ジャワ在住の9歳の少女で、1月19日に入院し、回復している。女の子は、1月23日に確認された姉妹の2死亡症例の近くに住んでいた。その死亡症例を調査したことが、結果的に少女の速やかな入院治療に結びついた。少女は今や完全に回復している。彼女の発症前に自分の村で家禽の死亡が報告されている。 第4例目はLampung州の5歳の男の子であり、昨年10月に発症し完全に回復している。この子は以前に確認された症例の弟であるが、その以前の症例とは9月下旬に発症した20歳の男性であり、これも同様に完全に回復している。両者とも殺処分中に弱った鶏への直接的な曝露があった。初期の検査では確定的結果が得られなかったが、発症中に採取された急性期血液検体と、完全回復後に採取された回復期検体との抗体値に基づいて、男の子の感染が後ろ向きに確認された。 最近発症した3症例はいずれも西ジャワに住んでいたが、そこでは鳥でのウイルスの活動が再発していることが報告されている。 新たに確認された症例により、インドネシアの総症例数は23になる。うち16人が死亡している。 (2006/2/9 IDSC 掲載) |
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