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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ:中国における状況

    2006年1月19日 WHO(原文


中国保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスによるヒト感染症例をさらに一例確認した。患者は、南中央部の四川省在住の35歳の女性であり、家禽の殺処分をするために雇われていた。女性は、1月3日に発症し、熱と肺炎の症状で10日に入院し、11日に亡くなった。

患者が感染したのは殺処分中か、または自分の村での感染鳥への直接曝露によるものかを確認するために、現在さらなる調査が行われている。患者は、8世帯が隣接した宿舎に住む地区に住んでいた。これらの世帯員と他の密接接触者は医療観察下に置かれている。現時点では、インフルエンザ様の症状は報告されていない。

この新規の確認例は中国での9例目であり、うち6例が死亡している。現在までにヒト症例が報告された省・自治区は7つで、安徽、広西、遼寧、江西、福建、湖南、四川となった。

(2006/1/24 IDSC 掲載)

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