中国保健省はH5N1亜型鳥インフルエンザのヒト感染例をさらに1例確認した。症例は中国南東部にある安徽省の35歳の農家の女性で、既に亡くなっている。この女性は1１月11日に発症し、11月15日に入院し、22日に亡くなった。

この症例は実験室で確定診断された中国における３症例目であり、安徽省では２例目である。これらの症例のうち２例が死亡している。

中国保健省は、安徽省における合同調査に参加するようWHOに要請した。調査団は、実験室検査の結果をレビューし、省内の２症例についてその暴露歴を調査する。

10月中旬以来、中国のいくつかの地域では家禽の鳥インフルエンザの集団発生が続いている。