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WHO 更新情報 |
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鳥インフルエンザ:タイにおける状況−更新37
2005年11月1日 WHO(原文) |
タイ保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザのヒト感染症例をさらに1例確認した。この患者はバンコクの50歳の女性で、10月26日に発症し、10月29日に入院した。現在も入院中で良好な状態にある。
患者は、10月23日バンコクの北にあるノンタブリ(Nonthaburi)県の夫を訪ねたが、そこでは2−3日前から裏庭で飼育していた鶏が死に始めていた。フィールド調査によると、患者と密接接触を持った者の間で呼吸器疾患を発症した者は今のところいない。 この女性患者は、タイにおける先月第3番目の確定例である。これらの症例の発生は、主にタイ中央部にある6県における家禽の鳥インフルエンザウイルスH5亜型の確定集団発生の再燃と一致しており、このことは家禽の間での集団発生が起こっている国々でヒト症例の発生に高度の警戒を続ける必要があることを示す。
アジアにおける集団発生が始まって以来、タイでは20例が確認され、そのうち13例が死亡している。 (2005/11/2 IDSC 掲載) |
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