国立感染症研究所 感染症情報センター
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OIEロゴ 動物(家禽)における鳥インフルエンザの最新状況 *

 2005年12月23日付 OIE(原文

国・地域 ウイルス型
公 式 報 告
OIEへの
最終報告日付
  報 告 要 旨 **
カンボジア H5N1 2005年3月28日 2004年9月以降集団発生は確認されていなかったが、3月にKandal州とKampot州で集団発生を確認。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/aIS_77.htm#Sec2
中国 H5N1 2005年12月15日 2004年6月の集団発生以来しばらく報告がなかったが、2005年5月より再び集団発生が確認され、全国的に拡大している。殺処分、移動制限、ワクチン接種などで対応。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_44.htm#Sec4
クロアチア H5N1 2005年12月13日 2005年10月19日、Zdenciにおいて白鳥が死んでいるのが発見され、検査にてH5N1を検出。Nasiceでも白鳥の死亡が発見され、H5陽性。移動制限などで対処。サーベイランス継続中。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_47.htm#Sec5
香港特別行政区 H5N1 2005年2月24日 2004年11月と12月、2005年1月に新界で野生の鷺(渡り鳥)が死んでいるのが発見され、検査の結果H5N1が検出された。発見地域の5km以内の農場が調査されたが、異常は発見されず。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_14.HTM#Sec2
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_04.HTM#Sec2
インドネシア H5N1 2005年8月2日 2003年12月に始まったと推定される集団発生は引き続き広範囲で発生している。殺処分、移動制限、ワクチン接種などで対処。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/aIS_59.htm#Sec2
日本 H5N1 2004年7月12日 H5N1ウイルスは国内で1925年以来はじめての確認。2004年1月に山口県、2月に大分県、3月に京都府の農場で集団発生が確認された。殺処分などにより制圧。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_36.HTM#Sec7
H5N2 2005年12月6日 2005年4月より茨城県水海道市の養鶏場で産卵数の減少および死亡数のわずかな増加が確認される。6月24日に届出され、動物衛生研究所の検査の結果低病原性のH5N2ウイルスを検出。その後県内の他の数カ所および埼玉県内の1カ所の養鶏場でも感染鶏が抗体検査、PCR検査などで確認される。殺処分、サーベイランスが継続されている移動制限などで対処。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_44.htm#Sec2
カザフスタン H5N1 2005年9月23日 2005年7月18日以降、同国北部Pavlodar州内の農場で集団発生が報告され、国内のラボでの検査の結果H5N1ウイルスと確認。感染源は野生の水禽と考えられている。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_51.HTM#Sec1
韓国 H5N1 2004年9月21日 2003年12月、H5N1による集団発生があったが制圧され、2004年9月21日に集団発生終息宣言が出された。 その後国内の飼育されているアヒルへの血清サーベイランスを実施。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_26.HTM#Sec4
H5N2 2004年12月24日 2004年12月、光州市のアヒル飼育場でH5N2型を検出し、低病原性であることを確認。農場で飼育していたアヒルは殺処分とされた。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_13.HTM#Sec5
ラオス H5 2004年1月27日 首都に近い村1カ所での集団発生。
マレーシア H5N1 2005年1月3日 2004年8月にタイ国境近くのKelantan 州内の数カ所の村の家禽で H5N1感染を国内で初めて確認。殺処分、サーベイランスを継続し、2005年1月3日には終息を報告。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_25.HTM#Sec5
モンゴル H5N1 2005年8月27日 Huvsgel州とBulgam州で野生の鴨、ガチョウ、白鳥が集団で死んでいるのが発見される。国外のラボでの検査の結果H5N1ウイルスと確認。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_55.HTM#Sec0
ルーマニア H5N1 2005年12月21日 2005年10月4日、Tulcea郡で裏庭飼育の鶏とアヒルが死亡、同国および英国のラボにてH5N1感染と確認。殺処分、移動制限などで対処。その後他の郡でも集団発生が続いている。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_44.htm#Sec8
ロシア H5N1 2005年10月19日 2005年7月18日以降Novosibirsk州の13の村の家禽の間で集団発生または感染が確認され、連邦政府および地元の実験室でH5N1ウイルスの感染と診断。疫学的調査によると感染源は野生の水禽と考えられている。また同州以外にも5つの州で集団発生(疑い)あり。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_49.HTM#Sec3
台湾
(中国)
H5N2 2004年4月15日 2004年4月15日までに、8県、24農場での集団発生、38万羽が殺処分に。ウイルスは低病原性。
ftp://ftp.oie.int/infos_san_archives/eng/2004/en_040123v17n04.pdf (PDFファイル)
タイ H5N1 2005年11月17日 2004年1月の公式報告以来集団発生が続いている。殺処分、移動制限、サーベイランスなどで対応している。ワクチン接種は禁じられている。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_44.htm#Sec5
トルコ H5N1 2005年12月8日 2005年10月、Balikesir郡の七面鳥が死亡、同国および英国のラボにてH5N1感染と確認。殺処分、移動制限、サーベイランスで対処したが、感染の広がりはみられず。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_47.htm#Sec6
ベトナム H5 2005年6月27日 2004年1月以降、集団発生の報告が続いている。殺処分、移動制限、サーベイランスなどで対応している。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_64.htm#Sec1
北朝鮮 H7 2005年4月8日 2005年2月下旬、平壌近郊の3つの農場において集団発生。合計約22万羽を殺処分。移動制限、ワクチン接種などで対応。
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_76.HTM#Sec4
ウクライナ H5N1 2005年12月23日 2005年11月25日よりクリミアにおいて鶏、ガチョウの間での集団発生を確認。殺処分・移動制限などで対応している。

パキスタンは2004年1月からカラチにおいて集団発生を確認、移動制限、ワクチン接種で対応。その後、サーベイランスを継続し、2005年5月27日に終息を宣言。

フィリピンは2005年7月スクリーニングにより家禽の小集団に感染を確認したと報告したが、WHO レファレンスラボで感染は否定された。
(詳細はhttp://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_61.HTM#Sec5)

以下の国は流行を否定(日付は否定の報告をした日であり、その後流行に関する公式報告は無い)

バングラデシュ(2004年2月2日)
シンガポール  (2004年2月12日)
ネパール    (2004年2月16日)
ミャンマー   (2004年2月12日)
インド     (2004年3月4日)
スリランカ  (2004年7月29日)

  * 情報元: OIE
  ** 情報センターが要約

(IDSC更新 2005年12月26日)

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