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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ:タイにおける状況−更新35

    2005年10月20日 WHO(原文

タイ保健省は本日、昨年10月8日以来となるH5N1亜型鳥インフルエンザのヒト感染例を確認した。患者はカンチャナブリ(Kanchanaburi)省在住の48歳男性で、10月13日に発症し、17日に入院し、19日に死亡した。

当局は患者の感染を、殺処分の際に病鳥に密接に接触したことと関連付けている。カンチャナブリ省のいくつかの村における家禽での集団発生が今月初めに報告されていた。

患者からの検体はさらなる解析のためWHOリファレンス研究施設に送られる。
男性の7歳になる息子が10月16日に呼吸器症状を呈した。男の子は、父親を手伝って病鳥の毛を取り除いた。この子供は現在入院しているが、検査結果は未確定である。

アジアでの集団発生開始以来、タイでは18症例が確認され、うち13例が死亡している。

(2005/10/21 IDSC 掲載)

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